■ワークステップエンジン概要
ワークステップエンジン(以下 WSエンジン)は、汎用ワークフローシステム『ワークステップ for Domino (Ver 2.1以前)』のワークフロー処理部分がノーツアプリケーションDBから分離され、サーバータスク化されたものです。サーバータスク化されたWSエンジンは、そのインタフェースであるリクエストDB(ノーツアプリケーションDB)を常時監視し、申請書の申請等のリクエストがあった場合に即座に申請処理、あるいは承認処理を行います。
バージョン3.0以降のワークステップ for Domino は、WSエンジンに対応した1つのワークフローアプリケーションとして位置づけられます。WSエンジンによる申請処理や承認処理は、ノーツ(ドミノ)サーバー上で非同期のバッチ処理として実行されるため、アプリケーションの処理速度は飛躍的に向上することが期待されます。
■システム構成
WSエンジンは、ワークステップとは別に単独の製品としてリリースされています。
WSエンジンは、次のサーバータスクプログラムとノーツアプリケーションDBで構成されます。
ワークステップエンジン 申請書の申請・承認・決裁処理をバックエンドで行うサーバータスクプログラム
リクエストデータベース 申請や承認を行う申請書の文書IDなどをリクエスト文書として作成することによりワークステップエンジンに処理を要求します。
組織情報データベース
ワークステップエンジンに対応したワークフローアプリケーションを利用するユーザーの管理を行います。